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スプリンクラー設備について|営繕課

 今回は、スプリンクラー設備について簡単に説明させて頂きます。
まず作動方法ですが、江藤病院の物を例に挙げると、高温(72℃の物と92℃の物がある)に触れると、ストッパーが溶けて外れ作動する仕組みになっています。また、スプリンクラーヘッドへの衝撃でも外れる仕組みになっている為、長物を室内で使用する際等には注意が必要になります。

 続いて、水の供給についてですが、これは外部の消火用水槽から供給されています。水槽に併設して、水を供給するためのポンプ設備も設置され、常に配管内に一定の圧力を保ちながら水を張っているような状態です。スプリンクラー作動の際は、停止の処置を行わない限り、水槽の水が無くなるまで、スプリンクラーからの放水が止まることはありません。

 そして、スプリンクラーヘッドですが、江藤病院に設置されているタイプは、なんと使い捨てで1度作動すると交換が必要になり、再利用することはできません。驚きです(汗)

 他の注意点としては、スプリンクラーの放水口の周りには、散水障害を起こさないように物品を置かないようにする等が挙げられるかと思います。主に散水半径は、2.3~2.6mとされていますが、その間に障害物があると、散水が妨げられてしまいます。この状態が散水障害と呼ばれるものです。

 以上、スプリンクラーについてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
少しでも、皆様の防災設備へのご興味を引けたなら幸いです。

営繕課

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