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リハビリテーション通信

高齢者の転倒について

はじめに

 家の中や家の周りで、つまずいたり滑ったりして転びそうになったことはありませんか。今回は、転倒事故が起こりやすい家の中の危険な箇所を紹介します。

転倒はどのくらい起きている?

 「令和元年国民生活基礎調査(厚生労働省)」によれば、高齢者の介護が必要となった主な原因は、認知症、脳血管疾患(脳卒中)、高齢による衰弱と続き、「骨折・転倒」が13%を占め、4番目の多さです。
 また、「令和元年人口動態統計(厚生労働省)」によれば、高齢者の転倒・転落による死亡者数は8,774人で、交通事故による死亡者数の3倍以上となります。
 上記より、転倒による怪我等が寝たきり状態の一因になってしまうことが推察されます。また、高齢者の転倒事故の約半数が、自宅内で発生しているといわれています。

自宅内での転倒が多い場所

 2018年版「高齢社会白書」によれば、65歳以上の方は、20歳以上65歳未満の人よりも住宅内での事故発生の割合が高いことが明らかにされています。
 65歳以上の方の事故時の場所をみると、場所では「居室」45.0%、「階段」18.7%、「台所・食堂」17.0%の順に多くなっています。

資料:「平成30年版高齢社会白書」より「65歳以上の者の家庭内事故発生場所」

転倒しないために注意すること

居室

・新聞や本など使ったものは、きちんと片付けましょう。
・カーペットなどまくれているものは躓かないようにきちんと床に固定しましょう。
・暗い部屋は足元が見えないので、明るい照明をつけましょう。また、暗くなった照明は交換しましょう。
・滑りやすい敷物や座布団は片付けましょう。

階段

・手すりをしっかりと持ち階段を上がりましょう。
・階段に滑り止めをつけましょう。
・足腰に自信がない時や体調が悪いときは、無理に階段を上がることは控えましょう。

台所・食堂

・足腰の調子が悪いときは椅子に座って調理をしましょう。
・水や油跳ねなどで滑りやすくなるので定期的に掃除をしましょう。

もし転倒してしまったら

 転倒してしまうと焦ってしまい立ち上がれなくなることが多いです。転ばぬ先の杖ではありませんが、もし転んでしまった際にどのように対応するか、ご家庭内で話し合っておいても良いと思います。

おわりに

 今回は転倒について紹介させていただきました。高齢になればなるほど、転倒により入院や介護が必要になることがあります。“人生100年時代”と言われる現代なので、健康寿命と呼ばれる、『健康上の問題で日常生活が制限されることなく過ごせる期間』を伸ばしていきましょう。

 

<今回の執筆者> 作業療法士 岩佐 明(いわさ あきら)
新卒職員として江藤病院に入職し、今年度末で勤続10年になります。今後も、患者様の生活をより良くできるように邁進していけるように努力していきます。

 

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