新着情報 新着情報

新着情報

リハビリテーション通信

装着型サイボーグ®HAL®|リハビリテーション通信

装着型サイボーグ®HAL®|リハビリテーション通信|江藤病院

リハビリテーション通信

【リハビリテーション通信】では前回に続き、先端技術に注目!
小松島市外からも問い合わせの多い「装着型サイボーグ®HAL®」についてご紹介します。

HAL®導入のあゆみ

当院では2019年(令和元年)より、より重度の障がいに対して早期から身体機能の改善を促すための一助となるようにと、CYBERDYNE株式会社のHybrid Assistive Limb® (HAL®) を導入しています。
現在では、入院患者様のみならず外来リハビリテーション利用患者様に対しても積極的にHAL®をご使用いただいております。


画像:HAL®下肢タイプ

HAL®(Hybrid Assistive Limb®)とは?

人が身体を動かそうとする際に流れる微弱な「生体電位信号」をセンサーで検出し、本人の意思に従った動作を実現する装着型サイボーグ®です。当院では、主に脳卒中により立つことが難しい方、歩行ができない方、脊髄損傷、神経筋疾患による基本的な動作が困難な方に対して、HAL®を使用して身体機能の改善を促しています。入院、外来ともに医師の指示のもと、HAL®の扱いに精通した理学療法士、作業療法士が使用方法などを指導しますのでご安心ください。
※機器のサイズに体型が合わない、疼痛などを誘発されると予想されるなど、適用されない場合もあります。

当院においてHAL®下肢タイプを活用した疾患例

  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • クモ膜下出血
  • ギランバレー症候群
  • 脊髄腫瘍
  • 脊柱管狭窄症
  • 肺炎やその他術後の廃用症候群 など

※疼痛や身体状況について適切な評価をおこない、使用に際しても細心の注意を払っています。

よくある質問

Q:HAL®に歩かされるのですか?
A:いいえ。HAL®を装着している方の「歩こう」「立ち上がろう」とする際の電位信号を感知して装着者の意思に従ってHAL®が動作するため、しようとする動作に対して助けてもらっているように感じることはあります。

Q:HAL®だけを装着するのですか?
A:HAL®下肢タイプ装着時には、転倒予防のため歩行器とハーネスを併用します。

Q:機器の他に身体に付けるものはありますか?
A:生体電位信号をセンサーで感知するための電極を足に貼ります。

Q:別料金ですか?
A:HAL®を使用するために別料金をいただくことはございません。

HAL®の可能性

脳卒中などにより脳の機能の一部が失われても、周囲の部分が失われた機能を補おうとする働きが脳にはあります。HAL®の補助により、自分の意思に基づく正確な動作を繰り返すことによって、脳の補おうとする働きを活発にし、脳卒中などにより困難となっていた動作を再獲得する可能性につながります。

HAL®の使用実績

【当院におけるHAL🄬の利用者人数/導入~2021年度(令和2年度)】

リハビリスタッフからのメッセージ

当院では、HAL®の他にも、多数の機器を有しており、患者様、利用者様と一緒に身体機能回復への最善の選択肢を考えています。HAL®に関するご質問はもちろん、なにかお聞きになりたいことや、ご相談などがありましたらお気軽に当院リハビリテーション部へお問い合わせください。

一覧へ戻る
back 一覧に戻るのアイコン

ご不明点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

0885-37-1559
ページトップ ページトップのアイコン

トップへ戻る