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免疫力を高める食事について|栄養管理室

近日、新型コロナウイルス、インフルエンザが流行しています。免疫力が低下していると、ウイルスに感染しやすくなります。今回は免疫力を高める効果的な食品についてご紹介します。

1 抗酸化作用のあるβカロテン(ビタミンA)やビタミンE、免疫力を高めるビタミンCを摂る

βカロテンは体内でビタミンAに変わります。ビタミンAやビタミンEは、強い抗酸化力でウイルスの侵入を防ぎます。ビタミンEは魚介類やナッツ類、βカロテンは豚や鶏のレバー、緑黄色野菜等に多く含まれます。
ビタミンCはウイルスを排除する白血球を活性化させ、免疫力を高めます。果物、赤ピーマン、ブロッコリー等に多く含まれます。

2 良質なたんぱく質をとり、免疫細胞のもとをつくる

体内で合成できない”必須アミノ酸”をバランス良く含むものが、良質なたんぱく質とされています。肉や魚、卵、大豆製品等からまんべんなくとりましょう。

3 発酵食品や食物繊維をとり、腸内環境を整える

腸の状態がよくなると、腸内で免疫細胞が働きやすくなります。発酵食品であるヨーグルト、納豆、みそ、チーズ、ぬか漬け等には乳酸菌や納豆菌、麹菌等様々な善玉菌が含まれています。悪玉菌の増殖を抑え、もともと腸内に存在する善玉菌をサポートしてくれます。
また、水溶性食物繊維の多い食品も腸内環境を整えます。海藻類、きのこ類、野菜(春菊、モロヘイヤ、おくら等)果物(キウイ、いちご、りんご等)、大麦等に豊富です。

1日3食の食事でさまざまな食品をとるように意識すれば、自然と栄養素のバランスも整い、免疫力を高めることができます。また、適度な運動、ストレスをためない、十分な休養も大切です。

参考文献:Gakken 最新版「知っておきたい栄養学」 栄養学博士 白鳥早奈英 監修

江藤病院 栄養管理室

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