今年も玄関ホールに雛人形を飾らせていただいております。
当院の雛人形は職員の一人の自宅に眠っていたものを譲り受けたものだと聞いております。
同じように、自宅に役目を終えた雛人形がある、という方は少なくないと思います。
そこで、「役目を終えたお雛様はどうすればいいの?」という疑問について調べてみました。
雛人形の処分方法としては大きく4つに分けられます。
1. ごみとして処分する
自治体にもよりますが、大きなものは粗大ごみとして出す必要性があります。場合によっては処分に予約や費用が掛かる場合もありますので、お住まいの自治体に問い合わせてみるといいでしょう。
それほど大きくないものに関しては、可燃ごみや不燃ごみに分別して通常のごみとして回収してもらうことも可能です。
2. リサイクルショップなどで売却する
雛人形はとても高価なものですので、捨ててしまうにはもったいない、という方も多いでしょう。そういった場合、リサイクルショップやネットオークション、フリマアプリなどを利用してみるのもひとつの方法です。
3. 神社・寺で人形供養してもらう
大切な人形を捨てたり売ったりすることに抵抗がある方は供養してもらうことをご考慮ください。
人形供養は寺社によって取り扱いが異なります。人形本体のみを受け入れている場合や、付属品まで一式すべてを対象としている場合もあります。また、定期的に供養を行っているかどうかも寺社によりますので、人形供養を希望される際はまずお問い合わせてください。人形供養には費用も掛かりますので併せて確認する必要があります。
4. 不要品業者に回収してもらう
雛人形が大きくて運び出すことが困難という場合は不用品回収業者に回収してもらうことも考えましょう。搬出や処分までの一連を行ってくれますので、雛人形以外にも可処分したいものがある場合にも便利です。
その他の方法としては、「親戚や知人の女の子に譲る」「保育園や介護施設などに寄付する」などの方法が挙げられます。
雛人形は高価な品物です。大きな雛人形を飾る機会も減っていますので、施設などに寄付すると喜ばれる、などということもあるようです。
大切な思い出が詰まった雛人形が役目を終えたときにどのように手放すか、その方法を知っておき、後悔のないようにしたいものですね。
広報図書委員会