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リハビリテーション通信

Honda歩行アシスト|リハビリテーション通信

リハビリテーション通信|Honda歩行アシスト|江藤病院

リハビリテーション通信

今回の【リハビリテーション通信】では、当院のロボットリハビリテーションに導入している「Honda歩行アシスト」をご紹介します。

Honda歩行アシスト導入のあゆみ

当院では、2017年(平成29年)にHonda歩行アシストを導入しました。主に、生活期(急性期・回復期を経て症状や障がいの状態が安定し在宅生活をしている時期)での「歩きにくさ」、歩くときに「足が重たく感じる」、「以前のように歩きたい」などのニーズに応えられるよう、リハビリテーション支援ロボットとして使用しています。

現在では、入院患者様のみならず外来リハビリテーション利用患者様に対しても積極的にHonda歩行アシストをご提供しています。入院、外来ともに医師の指示のもと、機器の扱いに精通した理学療法士、作業療法士がHonda歩行アシストなどの機器を使用したリハビリテーションを実施しています。あらかじめ、療法士により患者様の身体機能評価を行い、機器を調整します。ご安心ください。

※機器のサイズに体型が合わない、疼痛などを誘発されると予想されるなど、専門的な評価を行い適用されない場合もあります。

Honda歩行アシストとは?

Honda歩行アシストは、「倒立振子モデル」に基づき、歩行時の股関節の動きを角度センサーで検知して、効率的な歩行をサポートする歩行訓練機器です。当院では、歩行が自立しているものの歩行バランスが悪い、下肢の筋力低下、歩くと疲れやすいといった方に主に使用し、転倒しにくく効率的な歩行の獲得に役立てています。

当院においてHonda歩行アシストを導入した疾患例

  • 距骨骨折
  • 大腿骨頚部骨折
  • ギランバレー症候群
  • 脳梗塞
  • 脊柱管狭窄症
  • 変形性膝関節症
  • 変形性腰椎症
  • 脛骨骨折
  • 大腿部骨幹部骨折
  • 脊髄症性脊椎症 など

※疼痛や身体状況について適切な評価をおこない、使用に際しても細心の注意を払っています。

よくある質問

Q:動きにくくないですか?
A:そのようなことはありません。歩く際の股関節の動きをセンサーが感知して、機器が動きを助けてくれます。足が軽くなる感じがするという方がほとんどです。

Q:重いですか?
A:3㎏程度ですので、それほど重く感じないと思います。1回目については少し違和感があるという方もいらっしゃいますが、回数を重ねることで違和感は減少していきます。

Q:装着するのに時間がかかりますか?
A:2~3分ほどで装着できます。立っている状態・座っている状態のどちらでも装着可能です。

Honda歩行アシストを使用したリハビリテーションの可能性

Honda歩行アシストは、目的の歩行動作を正確に行うために機器が身体をアシストします。そのため、効率のいい動き方を脳や身体が学習します。機器の補助により、自分の意思に基づく正確な動作を繰り返すことによって、脳や身体の「補おう」とする働きを活発にし、困難となっていた動作を再獲得する可能性につながります。

当院でのロボットを使用したリハビリテーションの実績


【当院におけるHonda歩行の利用者人数/導入~2021年度(令和2年度)】

リハビリスタッフからのメッセージ

当院では電気刺激を使用した機器も有しており、Honda歩行アシストとの併用も行っています。1回のご利用で「動きが良くなった」、数回から数十回と繰り返してご利用で、「以前より歩きやすくなった」などの声もいただいています。「今までの一歩」より「新しい一歩」が可能になるように常に患者様、利用者様と一緒にリハビリテーションを考えています。

ご家族様やお知り合いの方への適応、なにかお聞きになりたいこと、ご相談がありましたらお気軽に当院へお問い合わせください。

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