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マンスリーコラム

研究からひもとく「幸せになる方法」|2病棟 師長 古本久美子

幸せに関する研究は1980年代から心理学の分野で盛んに行われてきたそうです
主観的幸福の研究における「幸せ」には「ウェルピーイング」=良好な状態ですが、単に「うれしい」「楽しい」といった幸せにかかわる感情だけでなく、「健康」(体が良好な状態)や「福祉」(社会が良好な状態)といった意味合いも含めた概念と定義されています。
「幸せ」は健康とも大きく関わります。例えば、幸せとメンタルヘルス状態についての研究では幸せであるとメンタルの調子を崩しにくいそうです。
体の健康に関しても、主観的幸福に大きく影響することが研究からわかっており、幸せだと感じている人の方が、そうではない人に比べて7~10年長生きであるという結果も得られているようです。

幸せの4つの因子

1 やってみよう〈自己実現と成長〉

社会の中で自分の強みを活かしていること、目標を持っていること、そのために努力して成長を実感していること

2 ありがとう〈つながりと感謝〉

他者を喜ばせる利他性思いやりを持つこと、周囲と安定した関係性を持つこと

3 なんとかなる〈前向きと楽観〉

自分に対してもポジティブな見方をすること、何事も「なんとかなる」と思えること

4 ありのままに(独立性と自分らしさ)

他人と自分を過度に比較せずマイペース保つこと、本来の自分らしさを自覚して発揮
できること

健康のために、食事、運動、睡眠といった生活習慣が大切であるということは、ご存じだと思いますが、幸せも健康と同じで、幸せになるための行動を積み重ねていけば今よりもっと幸せになることが可能だと思います。
患者様にさらに優しく対応できるように職員全員が幸福度アップに4つの因子を高めてい
きます。

 

2病棟 師長 古本久美子

 

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