みなさんこんにちは、作業療法士の大道です。
今回、2回目の執筆です。
前回は園芸療法をテーマにお伝えさせていただきました。現在、明和苑通所リハビリテーションの「ひまわりファーム」では畑を増やし、トマト、ジャガイモ、かぼちゃ、マクワウリやスイカなど利用者のみなさまと一緒に育てています。
さて今回は、当施設のもう一つの大きな活動である手芸に関してお伝えします。
「手芸」とは、裁縫、刺繍、編み物、小物作りの総称だそうです。
私たちはその「手芸」を用いることで、生きがいをもたらしたり、心身機能や対人関係が良好となるよう関わっています。
昨年度は、徳島県作業療法士会主催の第16回作業療法作品展、第32回小松島福祉まつりに参加したことを利用者のみなさまへお伝えすると大変喜ばれ、次回作へのモチベーションに繋がりました。
昨年度から園芸、手芸など利用者様が主体となって楽しんでいただける活動を少しずつ増やしてきました。自分たちで構成を考えたり、色合いを工夫したりと活気も出てきて大変うれしく思っています。今後もご自身から進んでできることを増やし、楽しんで行える活動を考えていこうと思っています。
今回の執筆者:作業療法士 大道浩志(おおみち こうじ)
徳島市出身。作業療法士として26年目を迎えています。
園芸や手芸は良いリハビリテーションです。「心が動けば身体が動く」というのをホント身近に感じます。また、作品ができ上がることの喜びを感じたときの笑顔はとっても素敵になります。
この喜びを自身のパワーに変えて、これからも活動を通じて利用者のみなさまが元気になるよう心がけていきたいと思います。
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