栄養だより R4.5月現在、新型コロナウイルスの感染者は減少傾向となっていますが、まだまだ油断できない状況となっています。
この新型コロナウイルスに対する検査はこれまでもよく耳にしてきたと思いますが、抗原検査やPCR検査などいろいろあって、その違いを今さら聞けないという人も多いのではないでしょうか。
今回は簡単にですが抗原検査、抗体検査、PCR検査の違いを表にまとめました。
このように、検査によって調べる対象が違っていたり、結果のとらえ方も変わってきます。
国内ではワクチン接種者の割合がずいぶん増えましたが、ワクチン接種をしていても新型コロナウイルスには感染します。ワクチン接種による抗体は接種後2週間くらいで獲得できます。
また、抗体の量も個人差がありどこかの元大統領のように「ワクチン打ったからマスク外してOK!」とはいかないのが現状です。
“三密を避けて、手指消毒を”という生活はまだまだ続く予想です。現在主流になりつつある新型コロナウイルスのBA2はのどの痛み、発熱が主な症状です。おかしいなと思ったら積極的にPCR検査を受けましょう。
江藤病院 検査部