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病院の酸素設備について|営繕課

皆さんは、病院で使用されている酸素(O2)について、どんなイメージをお持ちでしょ
うか。今回は、そんな病院の酸素設備について、簡単にご紹介させて頂きます。

各病室には、アウトレットと呼ばれる酸素配管設備が設置されています。これは、送られてきた酸素を病室で使用する為の出口と考えて頂ければ分かりやすいかと思います。

さて、出口があるという事は、当然入り口もあるわけで、入り口は酸素ボンベ庫となります。そこに保管されているのは、気体ではなく液体です。

 

あれっ?酸素って気体じゃないの?と思われたあなた、酸素は-183℃以下まで冷却すると、液体へと変化するのです。しかし、そのままでは患者様に酸素を供給することはできません。お察しの通り、気体にしなければいけないのです。酸素ボンベ庫には、液体酸素を気化させ、その際の圧力を利用し、各病室へ酸素を供給する機構が備わっています。
この方法をとる理由は、液体酸素を気化させた場合、体積が860倍になるので、より多くの酸素を保管できるという利点があることと、気化の際の圧力を供給に利用しているため、停電時でも供給が可能となる部分です。
いかがでしょうか。医療用酸素について、少しイメージして頂ければ幸いです。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。

 

営繕課

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