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マンスリーコラム

マスク着用時のコミュニケーションについて|外来師長 小西真実 |医事課長 炭谷美希

受付や外来は、患者さんが来院された時に最初に対応する「病院の顔」ともいえる所です。
感染症が流行してから職員一同マスクを着用して対応するようになりましたが、体調が悪く来院する方が多いなか、少しでも安心していただけるようマスク越しのコミュニケーションについて気をつけるようになりました。

まずは顔の表情です。マスクをしていると目元しか見えません。いくら笑顔で対応しようとも、目元が笑っていなければ冷たい印象を与えてしまいます。そのため目元や頬の筋肉を意識しつつ、マスク越しでも笑顔が伝わるよう意識しています。

次は、声です。マスクをしていると口の前に壁があるようで声がこもって聞こえにくくなります。高齢の患者さんが多い中、マスク越しでも聞き取りやすい、大きくてハキハキとした声・温もりのあるトーンを心がけています。

マスクを着用することによって表情や反応がわかりにくくなっても、患者さんに寄り添う思いがあれば円滑なコミュニケーションはできます。

「優しい病院」の理念のもと、患者さんが少しでも安心を感じられるよう配慮していきたいと思います。

 

外来師長 小西真実
医事課長 炭谷美希

 

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