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防災、減災について |1病棟 村瀬麻奈美看護主任

阪神淡路大震災。東日本大震災。
今年、新年早々から最大震度7の能登半島地震。現在も救助、復旧作業が続いています。

阪神、淡路大震災からも29年がたち徳島は震度4の揺れを観測し、大きな被害はありませんでしたが、棚から物が落ちたり当時中学生だった私はその時の恐怖を今でも思い出します。
当院は毎月の防火防災委員会の開催や年2回の防火、防災訓練を実施しています。防災訓練では具体的なシナリオに基づき、災害発生時における患者様のの安全確保及び搬送、避難誘導等の確認を行い、適切な防災対策の実践並びに防災意識の高揚を図り、あらゆる災害を考慮し、各自が臨機応変に対応できるよう心がけています。

また、「防災」という言葉はよく耳にしますが、「減災」はあまり浸透していません。防災と減災は、どちらも災害への備えを意味する言葉ですが、それぞれ違った意味合いがあります。防災は災害を未然に防いだり、災害による被害を防ぐための備えです。一方減災は、災害の被害を最小限に抑えるための備えを意味します。

減災で重要なのは、「公助」「自助」「共助」の円滑な連携です。とくに自分自身や家族の身を守るため、また地域の人々と助け合う事が重要と言われています。

個人や地域でできる「減災のてびき」として、つぎの7つの備えを挙げています。

(内閣府「減災のてびき」を基に作成)

日頃のちょっとした工夫や備えで災害被害を軽減できます。今後起こりうる南海トラフ地震に備えて1人ひとりが事前対策を行っておくことが重要となります。そのためには安心かつ安全に過ごしていただけるよう防災意識を高め、職員一同取り組んでいきたいと思います。

 

江藤病院 1病棟 看護主任 村瀬麻奈美

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