当院では、地域に密着した医療を目指しており、通院困難な患者さんに「在宅医療」を提供しています。現在、在宅医療として訪問診療、訪問看護、訪問リハビリ、訪問栄養指導を行っています。
訪問診療に関しては医師が患者宅を計画に基づいて定期的に訪問し、治療や転倒・褥瘡(じょくそう)予防したり、病状の経過観察をし、急変時には緊急訪問したり、入院の手配をおこなったりして、できるだけ住み慣れた場所で医療を提供してまいります。
訪問看護に関しては看護師がお宅に訪問し健康状態の観察、回復に向けてのお手伝い、点滴注射等の医療行為が必要な方にも対応しています。自宅で最後を迎えたい方の看護も行っており、24時間体制でサポートしております。
訪問リハビリに関しては身体不自由な方、脳卒中、骨折術後で退院後にまだリハビリが必要で、通所リハビリに通所することが困難な方に、在宅でリハビリ療法士が個々にあったリハビリを提供いたします。
訪問栄養指導に関しては管理栄養士が通院困難で自宅療養中の糖尿病、腎臓病、脂質異常、胃・十二指腸潰瘍、高血圧、心疾患、すい臓疾患、貧血など特別な食事が必要な方、低栄養の方に疾患に対する食事、形態などの指導、調理指導、食事摂取量・栄養状態のチェック等の指導をさせていただきます。
以上の在宅医療をかかりつけ医の指示のもとでおこなっています。
ご利用のご相談を受け付けています。
江藤病院院長 由宇 教浩
由宇院長の次のコラムはこちら「コロナ感染について」