私たち臨床検査技師は、日々皆様方の健康状態を把握するため医師の指示のもと、検体検査及び生理検査を実施しています。
検体検査とは、血液検査・尿検査・便検査・喀痰検査など身体から採取した材料で化学的・免疫学的・形態学的に行う検査をいいます。
また、生理検査とは身体に直接測定機器を装着して電気的に検査を行い、波形や画像を描写する検査をいいます。

　具合が悪く病院を受診した時や健康診断で血液検査を受けたことがあると思います。
血液検査は、体の状態を反映しています。病気の早期発見や早期治療につなげることが可能でさらには、病気の予防にもつながります。
治療経過を把握することで治療方針決定にも貢献しています。
血液検査でわかる主な病気は、貧血・糖尿病・脂質異常・肝臓の異常・腎臓の異常などがあります。定期的に検査を受けて健康維持に努めるよう心がけてほしいと思います。
定期的に検査は、勤務先の定期健診があります。また、市町村が実施している特定健診など各種健診ありますので受診を検討してほしいと思います。

　当院では、生理検査の超音波検査を臨床検査技師と診療放射線技師が主に検査を実施しております。
超音波検査は、超音波という音を利用して行うためX線検査と違い被曝がなく検査中は痛みもなく、体の情報が侵襲なくリアルタイムに得られ診断することが出来ます。
私たち臨床検査技師が行う検体検査と生理検査で皆様方の健康維持・病気の早期発見・早期治療に貢献してまいります。

検査部室長・臨床検査技師　片山　貴美子

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