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マンスリーコラム

作業療法 ~こころとからだのリハビリテーション~

 江藤病院リハビリテーション部には、合計46名のリハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が在籍しています。今やリハビリテーション専門職の認知度は高まっていますが、全国的にみて理学療法士(PT)数は約20万人、作業療法士(OT)数は約10万人、言語聴覚士(ST)数は約4万人と、その有資格者数には大きな差がみられています。医療機関や介護施設でリハビリテーション専門職に出会ったことがある方も、「作業療法士ってなんだろう」と感じている方がいるかもしれません。今回は、そんな作業療法の特徴をご紹介いたします。

 病気になり障害をもったとき、心身の機能を回復させようと一生懸命リハビリテーションをしても思ったように回復せず、気分が落ち込みがちになることも少なくないと思います。人はただ「手足が動けばいい」「身の回りのことができればいい」と思うわけではなく、QOL(生活の質)の向上を求めて “楽しみ” や ”喜び” や “生きがい” をもって暮らしたいと願うのではないでしょうか。

 対象者の方が「してみたい」「楽しそう」と感じる活動をリハビリテーションのプログラムに取り入れることで、心が動いて意欲につながり、自然と体を動かすようになって、結果的に機能の改善につながっていく    私たちは「したいと思うこと」を引き出し、そしてそれを叶える方法を探し導くことができる存在でありたいと感じています。

 

リハビリテーション部 作業療法士 犬伏友美

 

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