当院のリハビリテーションについてご紹介する【リハビリテーション通信】。「変形性膝関節症に対して、自宅でできるセルフトレーニングを3回にわたってご紹介しています。
今回は、椅子を使ってできる「つま先立ち」です。
自宅でできるセルフトレーニング
つま先立ち(下腿三頭筋を鍛える運動)
※音量にご注意ください
- 椅子の背もたれを両手で軽く持ち、姿勢を正して立ちます。
(座ったままで行うこともできます) - 1,2,3,4と4秒数えながらゆっくりとかかとを上げて、同じように4秒数えながらゆっくりと下げます。
- かかとを上げるときに息を吸って、下げるときに息を吐きましょう。
- 初めは10回程度から開始して、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。
リハビリスタッフからのワンポイント・アドバイス
自宅でできるセルフトレーニングを3週にわたってご紹介してきました。「膝伸ばしストレッチ」「膝伸展運動」「つま先立ち」の3つを一度にすべてを行わなくてもOKです!テレビを見ながら「膝伸ばしストレッチ」と「膝屈伸運動」、炊事や歯磨き等を行いながら「つま先立ち」など「ながら運動」でもかまいません。これらのトレーニングは、目安として1日3~5回、約10分間かけてゆっくりと行っていただくと良いです。医師やリハビリテーションスタッフと相談しながら、個人の生活リズムや体調に合わせて行いましょう。自宅でのセルフトレーニングにより症状が改善しない場合や痛みが強くなった場合は、早めにかかりつけの医師や私たちリハビリテーションスタッフにご相談ください。