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リハビリテーション通信

当院のリハビリテーション器具の紹介~運動機器編~|リハビリテーション部

リハ通信44

今月のリハビリテーション通信は、当院のリハビリテーション(以下、リハ)で使用している機器を紹介しています。
さて、今回は運動機器についてです。
当院では身体を鍛えるトレーニングマシンや、リハならではの機械が多数備わっておりますので、写真とともに紹介させていただきます。

運動療法機器の紹介

トレッドミル

トレッドミルは、ランニングマシンやウォーキングマシンといったタイプの機器であり、歩行運動をすることができます。速度や傾斜を調整することで、運動負荷を上げることも可能です。

有酸素運動のメリットとしては、

  1. 全身的な持久力の向上
  2. 脳機能低下の予防
  3. 肥満改善
  4. 生活習慣病の予防
  5. 鬱の改善

などがあります。

エルゴメーター

エルゴメーターは自転車型のリハ機器です。
大きなメリットとしては、膝痛や肥満の方でも利用しやすいため、安全に運動を実施することができます。背もたれのある「椅子型」や、寝たまま・座ったまま使用可能な「てらすエルゴ」の2種類があるので、その人に合った機器を選択することができます。

◎椅子型

危険が伴うまたぎ動作を軽減し、乗り降りがしやすくなっています。

◎てらすエルゴ

寝たままでも使用可能な負荷量可変式のエルゴメーターです。

免荷式歩行補助具

病気やケガなどで下肢の筋力が低下したことで歩行困難に至った方に対して、体重を免荷し腰や膝への負担を軽減して早期から自然な歩行姿勢で歩行訓練を開始することができます。また、リフトが支えているためバランスを崩しても「転倒しない」ことが大きなポイントで、患者様に意欲的に、安心して歩行訓練に取り組んでいただけます。

◎POPO

POPOは体重を免荷しながら使用できるコンパクトな歩行器です。左右独立懸架のサスペンションで0~40kgまで免荷することが可能で、自然な歩行ができる上、転倒リスクを大幅に軽減することができます。

◎オール・イン・ワン

オール・イン・ワンは、オール・イン・ワンは、立位が不安定な方でも行動範囲に制限を受けることなく、安全かつ快適に歩行することができる歩行器です。バッテリ駆動の免荷式リフトによりワンタッチで免荷量を調整することができ、体型・トレーニングレベルを問わず幅広い方にご使用いただけます。また、次にご紹介するHALと併せて使用することが可能です。

HAL(ハル)

HALは、人が身体を動かそうとする際に流れる微弱な「生体電位信号」をセンサーで検出し、本人の意思に従った動作を実現する装着型サイボーグです。当院では、主に脳卒中により立つことが難しい方、歩行ができない方、脊髄損傷、神経筋疾患による基本的な動作が困難な方に対して、HALを使用して身体機能の改善を促しています。
※過去に詳しく紹介している記事があります。 (関連記事はこちら

Honda歩行アシスト

Honda歩行アシストは、「倒立振子モデル」に基づき、歩行時の股関節の動きを角度センサーで検知して、効率的な歩行をサポートする歩行訓練機器です。当院では、歩行が自立しているものの歩行バランスが悪い、下肢の筋力低下、歩くと疲れやすいといった方に主に使用し、転倒しにくく効率的な歩行の獲得に役立てています。
※過去に詳しく紹介している記事があります。 (関連記事はこちら

筋力トレーニングマシン

◎ローイング・チェストプレス

肘を曲げる・伸ばす運動により、上半身の筋力トレーニングや 肩甲骨、肩関節などの可動域を広げるトレーニングが可能です。

◎レッグエクステンション・フレクション

膝を伸ばす・曲げる運動により、大腿部(前面・後面)筋力トレーニングや、膝関節の可動域を広げるトレーニングがおこなえます。

 

◎ヒップアブダクション・アダクション

股を開く・閉じる運動により、股関節周囲(外側・内側)の筋力トレーニングや股関節の可動域を広げるトレーニングがおこなえます。

プーリー

プーリーとは滑車運動のことで、椅子に腰を掛けた状態で、頭上の滑車に通したロープ両端の握り棒を持ち、両手を交互に上げ下げする運動です。自分のペースで、肩や肘の傷み具合に合わせながら右手・左手と交互にあげることで、効率的な運動をすることができます。

リハスタッフからのメッセージ

このように当院では様々な運動機器を備えており、患者様や利用者様と一緒に身体機能回復への最善の選択肢を提供できる環境が整っています。器具や機械の使用においては、入院、外来ともに医師の指示のもと、扱いに精通した理学療法士、作業療法士が使用方法などを指導しますのでご安心ください。
質問はもちろん、なにかお聞きになりたいことや、ご相談などがありましたらお気軽に当院リハビリテーション部へお問い合わせください。

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