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健診について|検査部

 皆さま、日常生活の中で各種健康診断を受けることがあると思います。
「けんしん」は「健診」と「検診」の2種類があることをご存じでしょうか?
共に「けんしん」と読みますが、それぞれ意味が違います。
「健診」は、健康状態を調べることで健康診断の略になります。
もう一つの「検診」は、特定の病気を早期発見することで例えば、大腸がん検診や肝炎検診が該当します。
 さて今回、検査部から健診の検査項目である血液検査と尿検査についてシリーズで検査項目の意味を簡単に解説したいと思います。
血液検査では、糖尿病、高脂血症、貧血、肝臓・腎臓の異常などが分かります。
これらの結果から生活習慣病の早期発見・早期治療につながります。
是非、健診は受けて自身の健康管理に役立ててください。

 今回は、第1回で「血糖」「HbA1C」について解説します。

*血糖値

 血液中の糖(ブドウ糖)の量を示した値です。
 血液中のブドウ糖は、身体のエネルギー源として利用されます。
 結果の値からブドウ糖が適切にエネルギーとして利用されているかが分かります。
 健診での空腹時の基準値は99mg/dl以下、126mg/dl以上は異常、100~125mg/dlは経過観察で要注意です。
 数値が高い場合は、糖尿病、膵臓がん、ホルモン異常などが疑われます。

*HbA1C

 HbA1C(ヘモグロビン エーワン シー)は、過去1~2か月の血糖の状態を反映する項目です。
 血糖値とHbA1C値で糖尿病の診断を行います。
 また、糖尿病のコントロール状態がわかります。
 健診での基準値は、5.5%以下で6.5%以上は異常、5.6~6.4%は経過観察で要注意です。
 空腹時血糖値126mg/dl以上かつHbA1C6.5%以上の時は糖尿病との判断になります。

次回は脂質検査の項目についてです。
お楽しみに!

江藤病院 検査部

 

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