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心房細動|放射線室

江藤病院放射線室

心房細動

正常な心臓は、心臓内で発生する電気信号によって規則正しい収縮と拡張を繰り返している。
心房細動とは、心房と呼ばれる心臓内の部屋が小刻みに震えて痙攣し上手く働かなくなってしまう不整脈の病気のこといいます。今回は心房細動について簡単に紹介したいと思います。

症状

動悸、めまい、脱力感、胸の不快感、息苦しさいった症状が出ることがあります。一方で自覚症状が出ない人もいます。

原因

心臓の左心房にある肺静脈という血管付近から電気信号が無秩序に生じることにより起こります。心拍数が一分間に100~150回以上にもなることがあり心臓が速く不規則に動きます。

どのような人に起こりやすいのか?

基本的には加齢に伴って起こりやすくなります。また男性の方が女性よりも心房細動が起こりやすいと言われています。
その他では高血圧症、糖尿病、慢性腎臓病などの生活習慣病の人にも起こりやすいので生活習慣病を改善することも重要です。健康な人でもアルコール、カフェインの過剰摂取、精神的ストレス、睡眠不足などにより心房細動が発生しやすくなります。

心房細動になるとどうなるのか?

まず徐々に心機能が低下して心不全になり、同時に心原性脳梗塞になるリスクも高まります。

治療法

・薬物療法(一般的にはまず薬物療法が行われる)
・カテーテルアブレーション(薬物療法で改善しない場合検討されます)

まとめ

心房細動をまず簡単に発見する手軽な検査は心電図検査です。もちろん心臓エコー検査でも発見は可能ですが心疾患が疑われる症状、聴診器による心雑音など心疾患の可能性がある人にしか基本的には行われる検査ではないので、心房細動の有無を一番手軽に調べることができるのは心電図検査です。
当院では仮に心房細動であっても今後の治療方針や現在の心臓の状態を心臓エコーで確認することも可能です。是非興味のある方や気になる点がある方は病院で検査を受けて下さい。

 

放射線室スタッフ一同

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・ 生活習慣病について
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・ 被曝(ひばく)線量について 前編
・ 被曝(ひばく)線量について 後編

 

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