生理検査について
まず、私たち臨床検査技師の仕事は、大きく2つに分けることができます。検体検査と生理検査と言います。
検体検査とは、血液や尿に含まれる成分や細胞の形や数などを調べる検査のことです。
生理検査とは、患者様の身体を直接調べる検査のことです。
今回は当院で行っている生理検査について紹介します。
第1回目は心電図検査です。
*心電図検査
まず、心臓には、自ら微弱な電気信号を発生して心筋に伝達する、刺激伝導系と呼ばれる機能があります。この機能により、収縮・拡張の拍動が規則的なリズムで繰り返し行われ、全身に血液を送り出しています。
心電図検査は、心臓の機能である刺激伝導系から発生する微弱な電気信号を体に装着した電極で測定し、波形として記録するものです。不整脈の有無、心筋梗塞や狭心症、心肥大などが分かります。
江藤病院 検査部
検査部のコラムはこちら
▸健診について
▸健診について「脂質検査項目」
▸健診について「肝臓と腎臓の検査項目」
▸健診項目について|検血一般検査と尿一般検査」
▸新型コロナウィルス「5類」になるとどう変わる?
▸検査部マンスリーコラム「臨床検査と臨床検査技師」
▸新型コロナ後遺症とは
▸新型コロナウィルス検査について
▸コロナワクチンQ&A