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健診について|健診検査項目の解説|検査部

「健診検査項目について」第2回目は脂質検査項目についてです。

*HDLコレステロール

善玉コレステロールと呼ばれるものです。血液中の悪玉コレステロールを回収します。
少ないと動脈硬化の危険性が高くなります。数値が低いと脂質代謝異常、動脈硬化が疑われます。

基準範囲:40㎎/dl以上
要注意:35~39㎎/dl
異常:34㎎/dl以下

*LDLコレステロール

悪玉コレステロールと呼ばれるものです。LDLコレステロールが多すぎると血管壁に蓄積して動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性を高めます。

基準範囲:60~119㎎/dl
要注意:120~179㎎/dl
異常:59㎎/dl以下 180㎎/dl以上

*中性脂肪(TG)(トリグリセリド)

体内の中でもっとも多い脂肪で糖質がエネルギーとして脂肪に変化したものです。数値が高いと動脈硬化を進行させます。低いと低栄養などが疑われます。

基準範囲:30~149㎎/dl
要注意:150~499㎎/dl
異常:29㎎/dl以下 500㎎/dl以上

*Non-HDLコレステロール

動脈硬化のリスクを総合的に管理できる指標です。
数値が高いと、動脈硬化、脂質代謝異常、甲状腺機能低下症、家族性高脂血症などが疑われます。低い場合は、栄養吸収障害、肝硬変などが疑われます。

基準範囲:90~149㎎/dl
要注意:150~209㎎/dl
異常:89mg/dl以下 210㎎/dl以上

脂質異常症というのは体型からではわからない病気です。心筋梗塞や脳梗塞などのリスクがわかる検査なので特定健診などを利用して調べてみてください。
第3回は肝臓・腎臓の検査についてです。

 

検査部

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