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在宅介護を始める前にしておいた方が良いこと|地域連携室

在宅介護を始める前にしておいた方が良いことは・・

「家で介護しようと思うのですが…やっぱり大変ですか?」
「家で(両親、夫、妻等の)介護をしているのですが…これからの事が不安で。」

 ご家族様とお話をしている中で、在宅介護への不安をよく耳にします。介護は事前に決まっているわけではなく、突然必要になることが多い為、準備が十分に出来ていない状態で在宅介護が始まってしまう場合がほとんどです。介護生活が始まると、ご家族様には様々な形で負担がかかってきます。ご家族の誰かが介護が必要になった時の為に、事前に確認しておいた方が良いことがあります。

介護保険制度について知っておく

 在宅介護では、訪問介護や訪問看護、デイサービス等の様々な介護保険サービスを利用することができます。また、一部の介護用品や福祉用具のレンタル、購入にも介護保険が適用されます。要支援以上の認定があれば、住宅改修の費用も申請により20万円以内で改修費の1割(所得に応じて2~3割)を自己負担で利用することが出来ます。介護者の負担軽減の為にも、介護保険制度について知っておくことが大切です。

ご家族で介護について話し合うこと

 元気な間に老後はどのような生活を送りたいか、介護が必要になった時はどうするのか、ご家族で介護について話し合っておくことも大切です。介護をきっかけに夫婦関係、親子関係が悪化することもある為、少しでもお互いの心身の負担を減らせるように事前に話し合っておく事も必要です。

介護の協力者を見つけておくこと

 介護をひとりで行うことは心身ともに負担が大きく、介護をしているご家族様が体調を崩してしまう可能性があります。家族や親族等、介護に協力してくれる人を見つけておく必要があります。親族以外にも、かかりつけ医(主治医)や看護師、ケアマネジャーやホームヘルパー等の介護を支援してくれる専門家に協力者になってもらうと心強いです。

周辺環境を整えておくこと

 在宅介護に向けて、安全に暮らせるように周辺環境を整えておくことが必要になってきます。介護が必要になった時に手摺りやスロープが必要な場所、家の段差、廊下や入口の幅、トイレや浴室、寝室はどこにするか等、どこをどのように整備するのか話し合っておくことが大切です。

資金の準備をしておくこと

 介護保険を利用することで、費用の負担を減らすことはできますが、毎月の生活費等一定額の出費は避けられません。お金のことについても事前にご家族と話し合っておき、必要となりそうな資金を準備しておくことが大切です。

 この情報が少しでも在宅介護を考えているご家族様、在宅介護をされているご家族様のお役に立てれば幸いです。

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